RECTOHALLで定番として扱っているViNのレザーアイテムの魅力。
そんなViNが、アイテムやデザインに合わせて選んだ
ヨーロッパを中心とした伝統的なレザーの生産背景をご紹介します。
イタリア、トスカーナの伝統的なバゲッタレザー
ViNが長く大切にし、RECTOHALLでも定番として扱ってきたのは
イタリア、トスカーナの老舗タンナーで樹木のタンニンを使い
手作業でのなめすバゲッタ製法と呼ばれる技法で作られたレザーです。
ViNでは、主に2種類のバゲッタレザーが使われています。
1つは “Newyork” と呼ばれるイタリアのトスカーナの
伝統あるタンナーによってなめされたバケッタレザー。
適度な硬さとしなやかさが感じられるのが特徴で、
革のキズや血筋、色ムラがみられますが
革本来の風合いを生かすために透明感のある染料を用いて、
RECTOHALLで扱っている商品では、
もう1つは “Revers” と呼ばれ、”Newyork”とは異なるタンナーでなめされたバケッタレザー。
名前の通りリバーシブルとなっていて、
レザーの裏面をそのまま表地として使えるように毛足をねかせる
特殊な処理を施したバックスキン加工が特徴です。
ギャルソンウォレットやロングウォレットといったアイテムに使用されているレザー。
しなやかさや柔らかさと、
ほかにはないモノとしての魅力的な佇まいを生み出しいています。
どちらのバゲッタレザーも使ううちに程良くツヤが増し、だんだんと肌馴染みが良くなっていきます。
イタリアのWALPIER社によるブッテーロレザー
ViNの新作ラインナップに使用されているレザーは
イタリアのポンテ・ア・エゴラにあるWALPIER社で
植物のタンニンによって鞣され、
セミショルダーやフラットミニショルダーなどのバッグ類から
ホールドウォレットやスナップカードケースなどにも使用されていて、
透明感のある色合いの表面はキズつきやすいですが復元力があるのも特徴です。
軽く水拭きしたあとに乾拭きすると目立たなくなります。
ハリとしなやかさを併せ持つ “ブッテーロレザー” は
使い込むほどに艶やかな風合いとなっていき
重厚感も伴い美しくエイジングしていきます。
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1つ1つのレザーには異なった生産背景があり
そのどれもが使い手に渡り、長く使い続けられることで、
風合いを重視する伝統ある製法のため生産ロットにより質感や色等に違いがあり、
表面にはキズやシミもみられます。素材の特性としてご理解下さい。
RECTOHALLが共感する、
ぜひ店頭にてご覧くださいませ。
オンラインショップでもご案内しております。
ViN
2009年よりスタートしたレザーブランド。
「日常、暮らしの中で使いやすい物を」を基本に作り続けている。
トレンドを意識せず、長く使える物、