大賀義人 「無題」




処暑を迎え、少しづつ暑さも和らいでくる時期。

暗くなると風が心地よく感じるようになりました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

RECTOHALLにはアンティークやヴィンテージの家具、小物やNOVESTA、formeの新作などが入荷しています。

 

この時期には店内のレイアウトが楽しくなります。もちろんいつも楽しみながらレイアウトを少しずつ変えていたりします、新しいものを並べる時はワクワクするものです。

 

作品や商品を並べていて思うのが、大賀さんの作品には興味深い魅力。店内の季節を問わず、生活を彩ってくれる大賀さんの作品は、店内でレイアウトを考える時にも、飾る場所や共に配置するアンティークやスニーカーなどの組み合わせにも楽しさを与えてくれるような不思議な力を持っています。

 

本日は大賀さんの作品からこちらを紹介します。




大賀 義人 「無題」

 

 



 

薄暗い世界に雲のようなものが見え、ほのかな月の光が夜空を薄青に映し、景色を彩ります。

窓からの景色か、それとも遮るもののない夜の景色がそのように見えたのか、または水平線に臨んでいるのか、縦と横に走る線が奥行きを与えるように景色を分けます。

 

 

 

 



水面を思わせるような横に走る青と白のライン。

うっすらと見えるグリーンは地上の草木でしょうか。

 

 

 

 

 大賀さんの作品の中で、立体感のあるこちらの作品も1点でぽつんと壁にかけていただいても、色々なものと組み合わせて配置しても生活に溶け込んでくれる作品です。

 

ご来店の際にはぜひじっくりとご覧になってください。

 

 



-
大賀義人(おおが よしと)

1962年 茨城県生まれ
料理の道にすすみ、伊豆玉峰館で稲葉京氏と出会い影響を受ける。
玉峰館料理長を務める。
さまざまな出会いの中でも大きく心を揺さぶられた黒田泰三氏のアトリエのある富戸で、
最晩年の黒田氏の手伝いをする。
-

 


RECTOHALL 増田

 

 

 

大賀 義人




皆様こんにちは。 大賀さんの作品の中で、人物の描かれた作品があります。素敵な作品を本日も紹介致します。


大賀 義人 「肖像」



優しく、穏やかな気持ちへと心が動かされる作品「肖像」。この作品は実際に人物を描いたのか、それとも大賀さんの想像なのか、答えは聞かずそのままにしています。論理を並べ、どのように成り立っているのかは聞かず、向き合って感じることのできる印象を大切に考えるのも良い事であると思っています。



ここに描かれた方は何を思い、何を見ているのでしょうか。描かれた方が見ている景色、作品を見ている方が思い描いた景色、描いている書き手が見ている景色。この作品に何層ものイメージを重ね合わせることで、この作品の魅力がより一層増していきます。



夏を感じるようになり、今が梅雨であることを忘れてしまうような日和が続いています。暑さに気をつけてお越しくださいませ。店舗へお越しの際にはぜひ大賀さんの作品もご覧になってください。


- 大賀義人(おおが よしと) 1962年 茨城県生まれ
料理の道にすすみ、伊豆玉峰館で稲葉京氏と出会い影響を受ける。
玉峰館料理長を務める。
さまざまな出会いの中でも大きく心を揺さぶられた黒田泰三氏のアトリエのある富戸で、
最晩年の黒田氏の手伝いをする。
-

RECTOHALL 増田

大賀義人 - 「無題」

 

日々、世界各国のニュースが流れていきます。 情勢に変化が起きると、心情にも影響があるように思いますが、皆様はいかがでしょうか。 本日も大賀さんの作品をご紹介いたします。


大賀 義人 「無題」

"何を想像し、この作品を描いたのだろう。"と想像をする。 そんなプロセスも大賀さんの作品を楽しむ方法の一つです。   銀と赤、所々に見える黄や青の色。 私はこの作品に第1印象に激しい感情を思い浮かべますが、 じっと見ていると、どこか遊び心を感じてきます。 ある一つの空間に様々なものが混ざり合い、 現実と想像を行き来するような、そんな感覚を憶えます。



ある空間にあるものが飾られていて、あるものは躍動する。 作品の中で、何かの動きが感じられるような印象を受けました。





この作品は大賀さんのおすすめ通りに少しごちゃっといろんなものと組み合わせる方が楽しいのでは。 この文章を書いていながらそんなことを思いました。 作品の印象だけでなく、様々なモノとの組み合わせで、より印象的になる作品なのかなと感じました。 皆様はいかがでしょうか?


大賀義人(おおが よしと)
1962年 茨城県生まれ 料理の道にすすみ、伊豆玉峰館で稲葉京氏と出会い影響を受ける。 玉峰館料理長を務める。 さまざまな出会いの中でも大きく心を揺さぶられた黒田泰三氏のアトリエのある富戸で、 最晩年の黒田氏の手伝いをする。 -

RECTOHALL 増田

大賀 義人 - 「春の日差し」




良い天気が続いていて、そして気温も落ち着き、
時間の流れも少し落ち着いたような気がして、
店内においてあるものと向き合う時間も有意義に感じます。
本日は大賀さんの作品のご紹介です。



大賀 義人 「春の日差し」

優しい光に包まれる景色をあらゆる感覚を通して描く。
見る人にとって、または見る時によって、
この絵からどのような景色が映し出されるのでしょうか。

山峡から顔を出す、新しい陽の光。
その光が照らされる光景はさまざまな景趣を生み出します。
木、草から見える緑や土の色、空気。光の反射による赤い表情。
「春の日差し」は、春という季節の持つ温かさと、
大自然の営みによる瑞瑞しい命の誕生を思わせます。




小さな枠に収まった作品には、見ることのできない景色の向こう側まで広がるような、
実際に見て取れる「絵」以外の何かを思わせるような力を感じさせます。





優しく感じる淡い色合いに絵の中に、ブレずに構えているかのような自然の力強さ。
自身の感覚にはどのように映るか、ぜひ実物をご覧になってくださいませ。



- 大賀義人(おおが よしと)
1962年 茨城県生まれ
料理の道にすすみ、伊豆玉峰館で稲葉京氏と出会い影響を受ける。
玉峰館料理長を務める。
さまざまな出会いの中でも大きく心を揺さぶられた黒田泰三氏のアトリエのある富戸で、
最晩年の黒田氏の手伝いをする。
-

RECTOHALL 増田