2021 Aug 30
Dance shoesについて
こんにちは。天気の良い日にformeのローファーを履くと 急な雨に降られました。 カーフレザーに少し雨ジミができたような気がしますが、帰宅後に乾燥させてみるとこれはこれですごくいい雰囲気です。 ブラッシングと植物性オイルのみのケアで十分に良い雰囲気になるformeのシューズが 簡単なケアの上でどんな雰囲気に変化していくかなと考えると嬉しくなります。 formeの靴はいろんなシーンで楽しみを与えてくれる興趣が尽きないシューズばかりです。
今RECTOHALLにはformeのダンスシューズが3種類あり、 ロウをたっぷり含んだホースレザー、手染めのSHFホースレザー、細かいシボのあるカーフから選ぶことができます。
-Brand- forme -Name- Dance shoes - mckay -color-
Incal horse
SHF (Single horse front) - Sepia
Arno calf
このダンスシューズはIncal horse (アンカルホースレザー) です。 黒に染められているホースレザーは比較的柔らかく たっぷりロウを含んでいるためマッドな風合いに見えます。
履いていくとロウがだんだんと抜けてきて ツヤと黒味が増してきます。 このレザーのケアもブラッシングと無色のオイルで十分です。 何年か履き込んでロウが抜けてきたら 色付きのクリームなどでわざとツヤを出すケアをしてみてください。 上品になりすぎないツヤが現れて、かなり良い雰囲気になります。
続いてこちらはArno calf (アルノカーフ) のダンスシューズです。 この画像だと伝わるづらいんですが、シボの入ったカーフレザーです。
ここまで細かく綺麗に入ったシボはキメの細かい上質なレザーでないと表現できません。 シボが入っていると履きジワの入り方が良い表情になります。 これはformeの21AWで入荷するサイドジップブーツに使用されたバッファローレザーにも言えるんですが、 もともとシボの入ったレザーの経年変化はキメの細かいツヤのあるレザーとは違った良さが出てきます。
最後に Hand dyed SHF です。 SHFにデザイナーが手染めをし、ムラのある雰囲気に仕上げたレザーのダンスシューズ。 これは画像で伝わりやすいですね。 使用しているレザーの部分によっては色が濃かったり薄かったりするので、 写真の風合いとは異なるロットもあります。 要するに1点物ですね。
このレザーがどのように変化するのかわからないですが、 元々のSHFの雰囲気を考えるとこのムラがある表情のまま深みが出てくるでしょう。 一度デザイナーにもどんな変化になるのか聞いてみたんですけど、その時はまだわからないと言われた気がします… ダンスシューズはブルーチャーやバルモラルに比べてカジュアルに履けて、軽い印象があるので今の時期にも重宝します。 この間このダンスシューズを履いている方が「走っても全然気にならなかったからビックリした」と言っていたので、やはり履き心地も折り紙付きです。 今は店頭でご覧いただくのも難しいと思いますので オンラインショップも是非ご覧ください。 レクトホール 増田
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Special feature of Pois É
RECTOHALL 10th ANNIVERSARY
レクトホールは今年で10周年を迎えます。
皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
今回はレクトホールで扱ってきたアイテムやブランドさまに対する想いを
Pois É(ポイズ・エ)さんに乗せてお伝えできればと思います。
Pois É に出会ったのは、まだリムアートだった頃。
うちの空間を気に入って下さって展示会場としてご利用いただいたのがきっかけでした。
モードともカジュアルとも簡単には言えない
まるで美術作品のような洗練された空気感に惹かれました。
その後しばらくしてレクトホールを始めることになりました。10年前のことです。
日常とは違う一歩踏み入れた時にハッとするような感動がある店にしたい。
テーマは「国・時代・性別の垣根がなく、物や人の素の部分に触れられるような店」。
ジェンダーレスがコンセプトの一つになるので、
扱うことの出来るブランド、アイテムはどんどん狭まりました。
Pois É さんに限らず、レディース、メンズにカテゴライズされた色気のある魅力的なブランドは扱えない、
でもそうすることでレクトホールの枠組みが出来ました。
素敵なものは世の中にたくさんあります。無数の中から決めなければならない。
コンセプトに縛られることによって、好みかどうかだけではない基準が出来て
自ずと扱うものが決まってきたのです。
写真 / 2011 RECTOHALL オープン当時
この10年で世の中は変わっています。
周りから見るとどうかはわからないのですがレクトホールはそんなに変わっていません。
国連がSDGsを掲げ、ジェンダーレスも当たり前になってきた昨今、
10年前にお客様がここに非日常の感動を覚えてくださったとしても、もう当たり前になってきています。
もっともっと時代の少し先を。
理想を広げて同じテーマを追求するためにはアプローチを変えていかなければなりません。
「多様性やジェンダーレスって中性的なアイテムを集めることばかりではなくて、もっと自由なこと。」
オープン当初には扱えなかったPois É。
性別を超えた美しさと潔さ、ものとしての存在感、感動があるからぜひご紹介したいのです。
徐々にレクトホールのスタイルも出来てきました。
約束に縛られなくても大丈夫。
オープン当初から変わらないテーマ、
「国・時代・性別の垣根がなく、物や人の素の部分に触れられるような店」を
これからも目指していきます。
ここからの10年もどうぞよろしくお願いいたします。
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Special feature of Pois É(ポイズ・エ)
7/27 tue. – 8/9 mon.
レクトホールがオープンしてからの10年間に想いを馳せながら
7/27(火) ~ 8/9(月祝) までポイゼを特集します。
ぜひ店頭でご覧いただけたら嬉しいです。
ただこのようなご時世ですので…ご無理なさらず。
オンラインショップでも併せてご紹介しています!
ご高覧くださいませ。
RECTOHALL ONLINE SHOP
Pois É / ポイズ・エ
Ayumi Hiraoka / Kenichi Hiraoka
1998年より製作を始める。
ハンドメイドによる仕立ての良いコサージュ・帽子を中心に洋服やバッグも展開。
自然な素材感やシンプルな色、形から潔さが伝わる美しいコレクション。
現代美術に精通した二人の独特なモードに仕上げる感覚に魅せられる。
Date & Place
RECTOHALL
7/27(火) – 8/9(月祝) 休 8/2(月)
渋谷区恵比寿南2-15-6 グリーンヒルズGF
12:00 – 19:00
03-3716-1202
official@rectohall.com
rectohall.com
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