大賀 義人 - 「春の日差し」




良い天気が続いていて、そして気温も落ち着き、
時間の流れも少し落ち着いたような気がして、
店内においてあるものと向き合う時間も有意義に感じます。
本日は大賀さんの作品のご紹介です。



大賀 義人 「春の日差し」

優しい光に包まれる景色をあらゆる感覚を通して描く。
見る人にとって、または見る時によって、
この絵からどのような景色が映し出されるのでしょうか。

山峡から顔を出す、新しい陽の光。
その光が照らされる光景はさまざまな景趣を生み出します。
木、草から見える緑や土の色、空気。光の反射による赤い表情。
「春の日差し」は、春という季節の持つ温かさと、
大自然の営みによる瑞瑞しい命の誕生を思わせます。




小さな枠に収まった作品には、見ることのできない景色の向こう側まで広がるような、
実際に見て取れる「絵」以外の何かを思わせるような力を感じさせます。





優しく感じる淡い色合いに絵の中に、ブレずに構えているかのような自然の力強さ。
自身の感覚にはどのように映るか、ぜひ実物をご覧になってくださいませ。



- 大賀義人(おおが よしと)
1962年 茨城県生まれ
料理の道にすすみ、伊豆玉峰館で稲葉京氏と出会い影響を受ける。
玉峰館料理長を務める。
さまざまな出会いの中でも大きく心を揺さぶられた黒田泰三氏のアトリエのある富戸で、
最晩年の黒田氏の手伝いをする。
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RECTOHALL 増田

forme

 

 

 

こんにちは。

formeの受注会は日曜までとなり、
あと少しとなりましたが、
本日も新モデルのご紹介です。

 

 


– Buffalo calf

 

name : ALBERT

leather : Calf, Buffalo calf, Class

sole : Leather sole, Rubber sole

 

-men`s-
Calf, Buffalo calf ¥84,000 + tax
Class ¥92,000 + tax

 

-ladies-
Calf, Buffalo calf ¥80,000 + tax
Class ¥87,000 + tax

 

 

サイドゴアブーツの別名であるALBERTの名前がついたモデルです。
ゴツっとした木型に合わせてミッドソールを加えて、底周りにもボリュームを持たせていますが、
アッパーの縫い目はヒール部分だけのワンピース仕様で、上品な雰囲気も持つブーツです。

 

 

 


– Class (Rubber sole)

 


– Calf (Leather sole)

 

このブーツも選べるレザーは3種類です。
写真だとレザーの違いが分かりづらいですね。
ぜひ店頭でサンプルをご覧になってください。

 

 

 

昨日紹介した”SS”とは異なり、クリッピングによるクセ付けをすることで、
アッパーのつま先から履き口にかけて綺麗なラインが出されています。

 

 

 

ヒール部分はシンプルに縫い目のみが見られます。

レザーのパーツがつかないデザインも上品で良いですね。

 

次にチロリアンシューズ的な新作です。

 

 

 

name : BALENA

leather : Buffalo calf×Hair calf (Black×Black, Black×Natural)

sole : Leather sole, Rubber sole

 

-men`s-
¥81,000 + tax

 

-ladies-
¥79,000 + tax

 

 

「BALENA」は鯨を指す言葉。

 

チロリアンシューズのデザインのままではなく、
丸くなりすぎない外羽根と組み合わせることでformeらしいデザインになっています。
こちらのモカ部分もローファーやUチップシューズと同様に手縫いで、
ヴァンプ部分には毛足の短い上品なヘアカーフを組み合わせています。
シューレースは2色付属します。

 

 

 

紹介した新作以外にも、

新作とともに定番モデルもいくつか用意しておりますので、

ぜひこの機会にご覧くださいませ。

 

 

RECTOHALL 増田

 

 

forme

 

 

こんにちは。

本日は現在開催中のforme受注会で、オーダーをお受けしている新モデルの紹介です。

 


– Class reverse

 

name : SS

leather : Embossed calf, Class, Class reverse

 

-men`s-
Embossed calf ¥80,000 + tax
Class, Class reverse ¥88,000 + tax

 

-ladies-
Embossed calf ¥78,000 + tax
Class, Class reverse ¥85,000 + tax

 

ミリタリーサイドゴアを基にデザインされたブーツ。
クリッピングによるクセ付けをなくし、強烈な後傾バランスが特徴のブーツは
formeのデザイナーにとって「わかるな〜」という共感と、
「よく踏み切ったな〜」と少し笑ってしまう仕様のようです。

 

 

 

formeでは初めて革以外の素材を持ち手のパーツとして採用。
厚手のコットンツイルを紅茶染したテープを施してあります。
ゴア部分はイタリア Nastrotex社の耐久性に優れたゴアが用いられます。

 

 


– Embossed calf

 


– Class

 

選べるレザーは3種類。
ソールはラバーソールのみのモデルとなります。

 

 

ラバーソールは日本に流通していないビブラム社のトスカニーソール。

凹凸が端までない為、見下ろした時には凹凸が見えず、スッキリした見た目です。

 

 

後ろからの見た目もとても綺麗です。

末広なレザーテープも素敵な意匠ですね。

 

本日紹介するもう1足はモンクストラップのスエードタイプです。

 

 

 

name : Monks

leather : Suede (Royal, Black)

 

-men`s-
¥75,000 + tax

 

-ladies-
goodyear : ¥74,000 + tax
mckay : 67,000 + tax

 

 

こちらはツヤのあるブラックカーフなどでもオーダーできます。
今回からスエードレザーが仲間入りです。

 

 

上品にデザインされたバックルパーツも特徴。

 

 

スエードタイプは一気に秋冬な雰囲気が増しますね。

ワンピースなどと合わせる雰囲気もとてもおすすめです。

今回の受注会でオーダーいただくと8〜10か月ほどで納品されます。

秋冬もイメージしながらぜひご覧になってください。

 

RECTOHALL 増田

 

PERSONAL MATTERS ②

 

NOTEをご覧くださりありがとうございます。

PERSONAL MATTERSのシャツは刺繍を入れられる方が多いですね。

特別なシャツなので、刺繍をいれてぜひこの機会にオーダーください。

 

本日のNOTEも昨日に引き続きシャツについてです。

ぜひ実際に試して欲しいのですが、着用した雰囲気が少しでも伝わればと思い着用画像を用意いたしました。

 

モデル身長 174cm サイズ2着用

 

肩が小さめな私にとってはショルダーが少し落ちますが、

170-177cmくらいの身長の方にはちょうど良いサイズだと思います。

 

モデル身長 160cm サイズ1着用

 

オーナーにも着てもらいましたが、

袖の長さをゆったりしたサイズで着るのに慣れている方にもおすすめ。

ロールアップした雰囲気がすごく良いので、男女問わずお試しいただきたいです。

 

モデル身長 174cm サイズ2着用

 

モデル身長 160cm サイズ1着用

 

明日は定休日となりますが、火曜日より店頭でお待ちしております。

 

RECTOHALL 増田

 

PERSONAL MATTERS

 

 

こんにちは。久しぶりの更新です。

ご紹介できるのを楽しみにしていました。

niuhans 濱田大輔氏 による新たなプロジェクト『PERSONAL MATTERS』より

シャツを紹介いたします。

 

 

name : Organic Cotton Broad Shirt

color : Ecru, Milk white

price : ¥30,000 + tax

 

 

着る方にとって大切なピースとなるようなプロダクトを提案していく『PERSONAL MATTERS』。
個人的な関心の事柄を指す『PERSONAL MATTERS』には複数を表す“S”をつけ、
デザイナーである濱田 大輔氏個人の事象だけでなく
お客様にとって特別なモノになることを願い名付けられました。

 

 

毎回一つのアイテムにフォーカスを当てるプロジェクトの第1弾はシャツ。

時間をかけ、さまざまな角度からリサーチし、
そして、試作を重ねて生まれたのが今回のオーガニックコットンブロードシャツです。

今回はEcruのカラーに絞って紹介しますね、

 

 

ペルー北西部にあるランヴァイェケで有機栽培されたオーガニック超長綿をリマで紡績。

糸の状態で日本へ渡り、兵庫県の機屋で丁寧に織り上げられています。そして、縫製は岐阜です。

経糸の密度が高く、タイプライター生地などとは違った表面の仕上がりになるブロード生地は

高密度であるがゆえに、耐久性にも優れます。

耐久性が優れているとはいえ、生地に硬さは感じません。

使用されている糸がとても柔らかく滑らかな超長綿である為、袖を通した時の心地良さは印象に残るはずです。

 

 

ヨークはスプリットヨーク、プリーツはサイドです。

主観ですが、サイドプリーツはボックスプリーツよりもインパクトが薄く感じるので、

シンプルさが際立つように感じます。

 

 

ボタンは白蝶貝のボタン。ブランド名も刻まれています。

程よく厚みがあり、綺麗な丸みのある角はボタンの開け閉めもしやすいです。

ボタンの厚みや、ボタンの糸を通すホールはブランドらしさが出てくる部分だと思います。

ご試着の際には、注目してみてください。

ご試着用のサイズは各色サイズ1,2,3を用意しています。

 

 

今回のイベントでは、前見頃の左下部分に同色糸による刺繍を無償で承ります。

シャツの伝統に倣ったこの仕様は、アンティーク、ビンテージのイヴニングシャツなどに
見られる刺繍のようなイメージです。

 

 

シャツにはビーチ材のハンガーも付属し、お渡しとなります。

オリジナルハンガーにこのシャツをかけた雰囲気もとても素晴らしいです。

現在はサンプルのみ店頭でご覧いただけまして、お渡しは刺繍をお受けした分も含め3月中〜4月初旬ころ。

明日もこのシャツの着用イメージをNOTEに更新いたしますので、

そちらもあわせてぜひご覧になってください。

 

RECTOHALL 増田

 

【Leather by ViN】

RECTOHALLで定番として扱っているViNのレザーアイテムの魅力。
そんなViNが、アイテムやデザインに合わせて選んだ
ヨーロッパを中心とした伝統的なレザーの生産背景をご紹介します。

 

イタリア、トスカーナの伝統的なバゲッタレザー

ViNが長く大切にし、RECTOHALLでも定番として扱ってきたのは
イタリア、トスカーナの老舗タンナーで樹木のタンニンを使い
手作業でのなめすバゲッタ製法と呼ばれる技法で作られたレザーです。
ViNでは、主に2種類のバゲッタレザーが使われています。

 

 

1つは “Newyork” と呼ばれるイタリアのトスカーナの
伝統あるタンナーによってなめされたバケッタレザー。

適度な硬さとしなやかさが感じられるのが特徴で、
革のキズや血筋、色ムラがみられますが
革本来の風合いを生かすために透明感のある染料を用いて、仕上げられています。

RECTOHALLで扱っている商品では、
ポケットウォレットやネームカードケース、バッグ類に使用されています。

 

ViN_leather3

 

もう1つは “Revers” と呼ばれ、”Newyork”とは異なるタンナーでなめされたバケッタレザー。

名前の通りリバーシブルとなっていて、
レザーの裏面をそのまま表地として使えるように毛足をねかせる
特殊な処理を施したバックスキン加工が特徴です。

ギャルソンウォレットやロングウォレットといったアイテムに使用されているレザー。
しなやかさや柔らかさと、アイテムの表面に使われたバックスキンが、
ほかにはないモノとしての魅力的な佇まいを生み出しいています。

どちらのバゲッタレザーも使ううちに程良くツヤが増し、だんだんと肌馴染みが良くなっていきます。

 

イタリアのWALPIER社によるブッテーロレザー

ViNの新作ラインナップに使用されているレザーは
イタリアのポンテ・ア・エゴラにあるWALPIER社で
植物のタンニンによって鞣され、天然の染料で染められた美しいレザーです。

 

 

セミショルダーやフラットミニショルダーなどのバッグ類から
ホールドウォレットやスナップカードケースなどにも使用されていて、
透明感のある色合いの表面はキズつきやすいですが復元力があるのも特徴です。
軽く水拭きしたあとに乾拭きすると目立たなくなります。

ハリとしなやかさを併せ持つ “ブッテーロレザー” は
使い込むほどに艶やかな風合いとなっていき
重厚感も伴い美しくエイジングしていきます。

 
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1つ1つのレザーには異なった生産背景があり
そのどれもが使い手に渡り、長く使い続けられることで、固有の魅力を生み出していきます。

風合いを重視する伝統ある製法のため生産ロットにより質感や色等に違いがあり、
表面にはキズやシミもみられます。素材の特性としてご理解下さい。

RECTOHALLが共感する、ViNの名前の由来にもなっている「お客様の手に渡った後、時を経てヴィンテージになるまで使って欲しい」という想いを大切に、素材の特徴を丁寧にご案内しながら、アイテムのご紹介ができればと思っています。

ぜひ店頭にてご覧くださいませ。
オンラインショップでもご案内しております。
 

ViN

2009年よりスタートしたレザーブランド。
「日常、暮らしの中で使いやすい物を」を基本に作り続けている。
トレンドを意識せず、長く使える物、その素材そのものを楽しんでもらえる物を提案。

 

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